製品ラインナップ
当社の製品は、すべて車両に合わせてカスタマイズされたものです。私たちの製品進化がクルマの進化を支えています。
ヒーターユニット
Heater Unit
熱交換器に風を流すことで、車の室内を冷やす、暖めるを行っている部品です。冷たい風と暖かい風を混ぜることで温度調節を行い快適な風を作っています。風の温度によって人が快適に感じる部分が異なるので、風の吹出す場所の切り換えも行っています。温度・湿度を整えた風を窓ガラスに吹出すことで、霜・氷を融かしたり、曇りを防止して視界を確保し、車が安全に走行できるように貢献しています。ブロワユニットと合わせて、HVAC(エイチバック)(Heating, Ventilating, and Air Conditioning)と呼ばれています。
搭載車種
- MAZDA 6
- MAZDA 3
- MAZDA 2
- MAZDA CX-60
- MAZDA MX-30
- MAZDA CX-30
- MAZDA CX-9
- MAZDA CX-8
- MAZDA CX-5
- MAZDA CX-3
- MAZDA ROADSTER
ブロワユニット
Blower Unit
モーターによってファンを回すことで、風を発生させている部品です。モーターを回す速さを変えることで風量の調節を行っています。空気取入れの切り替え(車室外/車室内)を行い、条件によって使い分けています。また、フィルタで花粉やゴミなどを除去し、車室内を快適に保っています。ヒーターユニットと合わせて、HVAC(エイチバック)(Heating, Ventilating, and Air Conditioning)と呼ばれています。
搭載車種
- MAZDA 6
- MAZDA 3
- MAZDA 2
- MAZDA CX-60
- MAZDA MX-30
- MAZDA CX-30
- MAZDA CX-9
- MAZDA CX-8
- MAZDA CX-5
- MAZDA CX-3
- MAZDA ROADSTER
空調用熱交換器
Heat exchanger
コンデンサ/エバポレータ/ヒーターコア
熱交換器は熱媒体(冷媒や冷却水)が流れる管からフィンへ熱が伝わり、フィンを通過する空気と熱交換することで、空気の冷却や加熱をします。エバポレータは、エアコンシステムを使って車室内を冷却するためにHVAC内に設置され、膨張弁を通過により低温・低圧となった冷媒と空気を熱交換させています。コンデンサはエバポレータで車室内空気から奪った熱と、コンプレッサの圧縮により与えられた熱を車外へ放出するための熱交換器として車両前方に設置され、空気を熱交換させています。ヒーターコアはエンジン等から排出される熱を車室内暖房のために、冷却水により回収した熱と空気を熱交換させています。
搭載車種
- MAZDA 6
- MAZDA 3
- MAZDA 2
- MAZDA CX-60
- MAZDA MX-30
- MAZDA CX-30
- MAZDA CX-9
- MAZDA CX-8
- MAZDA CX-5
- MAZDA CX-3
- MAZDA ROADSTER
コンデンサの仕組み
コンデンサは冷媒を液化させるパス(凝縮パス)と、冷媒を貯留するタンク(レシーバー)と、液化した冷媒をさらに冷却するパス(サブクールパス)に分かれています。
コンプレッサ
Compressor
エンジンの回転やモーターによって駆動し、車の室内を冷やして低温・低圧になった冷媒を吸入・圧縮して高温・高圧の冷媒に変換する部品。低温・低圧の冷媒を高温・高圧に変換することで、冷媒の循環が成立してエアコンシステムとして機能します。必要な冷房能力に応じて圧縮する冷媒の量を変化できる機能を備えたものもあり、効率的なコンプレッサ稼働によって車全体のエネルギー効率化に貢献しています。
搭載車種
- MAZDA 6
- MAZDA 3
- MAZDA 2
- MAZDA CX-60
- MAZDA MX-30
- MAZDA CX-30
- MAZDA CX-9
- MAZDA CX-8
- MAZDA CX-5
- MAZDA CX-3
- MAZDA ROADSTER
エアコン配管
A/C LINE
エアコンシステムを構成する各熱交換器とコンプレッサを接続し、冷媒の通路を形成する部品。車両の走行やエンジンの振動が常にかかる為、部分的にホースを用いることで振動を吸収しています。また、配管には冷媒を充填する為のバルブや、エアコンシステムを制御する為のセンサーを取り付けています。
搭載車種
- MAZDA 6
- MAZDA 3
- MAZDA 2
- MAZDA CX-60
- MAZDA MX-30
- MAZDA CX-30
- MAZDA CX-9
- MAZDA CX-8
- MAZDA CX-5
- MAZDA CX-3
- MAZDA ROADSTER
エアコン配管の構造
エアコン配管には冷媒の充填や回収を行うためのチャージバルブや、冷媒の状態を検知するセンサー等が接続されています。
パワートレインクーリング
Powertrain cooling
エンジンや電動デバイスなど、車の動力源を総称してパワートレインと呼びます。パワートレインは発熱を伴うため、内部を流れる冷却水と空気を熱交換することでパワートレインを適正な温度に保っています。パワートレインクリーリングを構成するラジエータは車両の前方に設置されます。冷却水の熱は冷却水が流れる管からフィンへと伝わり、バンパーから取り入れた空気とフィンとの間で熱交換します。このとき空気の温度は上がり、冷却水の温度は下がります。ラジエータにはパワートレインの種類によって、低温用(主に電動デバイス冷却)、高温用(主にエンジン冷却)の2種類があります。
搭載車種
- MAZDA 6
- MAZDA 3
- MAZDA 2
- MAZDA CX-60
- MAZDA MX-30
- MAZDA CX-30
- MAZDA CX-9
- MAZDA CX-8
- MAZDA CX-5
- MAZDA CX-3
- MAZDA ROADSTER
パワートレインクーリングの仕組み
バッテリークーラー
Battery Cooler
車両を駆動するモーターへ電気を供給する高電圧バッテリーは充電/放電する際に熱が発生してバッテリー性能に影響します。バッテリークーラーはバッテリー下に配置された熱交換器に車内空調から分岐した冷媒を循環させることでバッテリーを冷却します。バッテリークーラーを用いてバッテリーを適正温度に保つ事で、バッテリーの能力向上や性能維持に貢献しています。
搭載車種
- MAZDA 6
- MAZDA 3
- MAZDA 2
- MAZDA CX-60
- MAZDA MX-30
- MAZDA CX-30
- MAZDA CX-9
- MAZDA CX-8
- MAZDA CX-5
- MAZDA CX-3
- MAZDA ROADSTER