社員インタビュー
Interview 009
S.S
部署:管理部
部長
入社年:1989年(新卒)
長年の品質管理分野から、新たな領域へ
部員を尊重しながら、管理の目標へ向かう
管理部は人事と総務の機能を備えた部署です。総務には会社のユーティリティーや建屋、エネルギー供給設備などの維持管理を担う原動家屋グループも属しています。JCSで初めて自社製品の量産がスタートしたのが創業2年目、私はその年に入社して30数年経過しました。管理部に異動したのは2023年の1月で、それまでは品質保証部、その後3年ほど渉外部に所属しておりました。私のキャリアのほとんどは品質管理畑だったものですから、管理部は私にとってはある意味、新たなチャレンジ。実務においては部のメンバーとしっかりコミュニケーションを取って、日々専門分野でスキルを磨いている彼らの意志を尊重し、できるだけ任せるようにしています。
部署内外のコミュニケーションを活性化し
横のつながりで理解と助け合いを
管理部だけでなく以前の渉外部でも感じていたことですが、部内でもっと横のつながりが機能するようになれば良いと思っています。同じ部でも担当する分野は人それぞれで、各分野の中でもまた各自別の案件を担っているので、どうしても細かな縦割りが存在します。でも互いに困った時には助け合わなければならない。そんな時に隣の人が何をやっているのか全く分からないという状況では、いざという時、スムーズに協力し合えません。常日頃から自分以外のメンバーの業務を互いに把握できるような仕組みをつくり、チームワークで一つの目標に向かって力を合わせるという雰囲気が、今以上に醸成できればいいですね。さらに部署内だけでなく異なる部署間でも互いの状況を理解し合えるように、部署横断的にコミュニケーションや連携を進めていきたいと思います。
働きやすい環境づくりが管理部の使命
やりがいを創出し、個の視野を広げる
管理部が担う人事や総務といった領域は、社員が働きやすい環境を提供するのが使命。それが結果的に社員の意欲や能力を引き出し、生産性が向上し、優秀な人材が集まるというように、会社の発展に貢献します。ですから「働きやすい環境」をつくるため常に改善意識を持って学び続けなければなりません。福利厚生など制度の整備、ワークライフバランスが取れる勤務体系の確立、見るからに気分が高まるようなおしゃれなオフィス、そしてなんといっても面白い仕事。個々がやりがいを持って取り組めるような業務や役割をどのように創出していくかは、非常に大事であるとともに、難しい課題でもあります。日々の業務に前向きに主体的に取り組むためには、個々の意識も大切です。与えられた仕事を淡々とこなすだけではなく、その仕事が会社全体の仕事においてどの部分につながっているのか、その仕事を経て最終的には何をやろうとしているのか、その過程で今何が求められているのか、自分なりに考えることで面白さややりがいが見えてきます。さらに、与えられた仕事を1とするなら、1.2くらい視野を広げて取り組むことで、もう一回り成長の幅が広がります。その仕事の先に何が待っているのか、見える枠が大きくなるほど、自分自身も大きくなれるはずです。